Twitterに書き出しているごく個人的な「#30dayfilmchallenge」について、こちらにもまとめておく。
お借りした翻訳は君山様が作成されたものです。ありがとうございます。
ツイート元:https://twitter.com/edniph/status/1256906408588570624?s=20
DAY1:自分の覚えている中で初めて観た映画
映画館に観に行った映画で、記憶があるのはこれ。SPEEDがだいすきだった。みんなかわいかったなぁ。これまで「わかりやすい」映像しか見ていなかったから、映画館を出た時に「主人公は、えっと…むずかしいね?」となった。とても良い思い出。塚口サンサン劇場。
本来の意味で「初めて」の映画だと、たぶんディズニーアニメーションになると思う。ミッキーのクリスマスキャロル、プーさんとはちみつ。そのあたりだろうか。
DAY2: 自分の名前の最初の文字から始まる映画
全編ミュージカル。うつくしい。街並みも、洋服も、小道具も。カトリーヌ・ドヌーブ、綺麗だ。初めて見た時「映画でくらい綺麗なままではだめですか!」と思ったけど、あれから10年くらい経て思う。この映画が好きだ。
たった2年くらい待ってろと思うだろうか。あなたが帰ってくるか否かわからない、子どももいる、そう、「恋で死ぬのは映画だけよ」。恋のパートと現実のパートの落差にくらくらする。
DAY3: タイトルが5文字以上の映画
日仏合作の人間ドラマ。大人はみんな子どもだったはずなのだ。なのになぜ、私たち大人は忘れるんだろう。忘れた気持ちで、大人の顔して、生きているのか。映画の前半も後半も、とても好きな表現だ。
自分は子どものころ転校をしている。その時の自分の心の動きを思い出し、ノスタルジックな気持ちにもなったし、子ども頃の目線についても思い出した気になれた。わかっている。いくら反抗したって、大人の都合には勝てない。受け入れるしかないのに、やっぱりいやだ。そういう葛藤。
大人と子ども、同じ人間なはずなんだけどなぁ。
DAY4: タイトルに数字が入っている映画
狂っているのは私?私以外?それとも時代?
精神科病院に入院した主人公と病院で出会った人々の話。原題は「Girl, Interrupted」で、「17歳」は邦題だけなのですが…。
ボーダーライン。とにかく分けたがり、線を引きたがり、ことばを付けたがり、数字にしたがる。いわゆる「グレー」な人は何にもカウントされない。境界線上で踊るしかない。
DAY5:自分の憧れの職業に就いているキャラクターが登場する映画
「明日は私の誕生日なの」。毎日そう言って、儀式を続ける彼女と、創作意欲を無くした大人の男・カントクの話。空っぽだった二人が前に進む。
憧れの職業というか、憧れの精神というか、なんというか。直接的に憧れる職業ってないんだよな。どんな職業もすばらしい。ただ、その人が仕事をしながらその人らしく輝いているという状況には憧れる。彼女が前を向いて歩き出すように、カントクが自然とカメラを持ち出すように。
DAY6:お気に入りのアニメーション映画
何から書けば…とてもコメントするのが難しい。繰り返し見ている映画です。脚本も、音楽も、演出も、声も、好き。
ちょっとバレいきますね。
最後のセリフで、「僕たちは共犯者」というセリフがあるんです。あの一言で「ああっ?!」と気付いたものがたくさんあってもう「ああっ?!」て。そこから2周目するとまた「ああっ?!」となりました。いつか、他のデュエリストたちも車になって走ってほしいところ。
自分、一番好きなシーンは冬芽とガラス越しの別れのシーン。「えっそんな、そなして泳いで行くの?!」と戸惑いつつ、ウテナの表情とか、その後のウテナの決意がすごく良くて…。王子様…。
DAY7:何度観ても飽きない映画
DVDで繰り返し繰り返し見ている。全く飽きない。原題は「The Fall」。
現実のパートと、青年ロイが語る「愛と復讐の叙事詩」パートのスイッチがとてもふしぎ。4年に渡って世界各地でおこなわれた撮影(世界遺産の美しいこと)、石岡さんの衣装、ロイとアレクサンドリア。美しい。
グーグリ…グーグリ…とアレクサンドリアの声が聞こえてくる。(そこなの?)
DAY8:サウンドトラックが好きな映画
原題「August Rush」。孤児の少年が音楽と出会い、音楽に導かれ、人々と出会いながら、物語は進む。ストーリーはたしかに出来過ぎかもしれない。ファンタジーだと思う。そうだな、日曜の昼下がりに見るのがとても良い映画だと思う。私はとても好きだけど。
DAY9:評判は良いけど自分は苦手って思う映画
私はその時代を知らないからなぁというのと、期待しすぎて見たせい説。完成度は高いと思うし、エンタメとしては大成功なんだろうけど。私はもっと…彼ら本人が見たい。実態はもっと違うんだろうと想像しながら見てしまって。
DAY10:お気に入りのスーパーヒーロー映画
典型的なヒーロー映画ではない。学校の先生が出した課題「この世の中を良くするためには何をしたらいいと思う?」に対し、少年が真摯な回答をする。「恩を送ろう」「次へ渡すんだ」。
…ハッピーエンドではないかもしれない。でも、次へ渡すことを恐れてはいけない。あなたは誰かのヒーローになりうる可能性がある。